一般財団法人 田園調布教育財団

ご挨拶

理事長 鍵和田 幹夫 (東京都立田園調布高等学校 第19期生)

 

     


 

 日頃からの一般財団法人田園調布教育財団(以下、田高財団という)へのご支援ご協力ありがとうございます。
6月28日(土)に定時理事会、評議員会、7月5日(土)に運営委員会を開催し、令和6年(2024年)度決算、令和7年(2025年)度事業計画・予算がそれぞれ承認され、本年度の財団事業はスタートしました。
 田高財団は、昭和41年(1966年)に田園調布高校の生徒教育活動、田高を支える地域社会への貢献活動を目的として活動を開始し、平成24年(2013年)4月1日には法改正に伴い「一般財団法人」への組織再編を実施し、現在は東京都知事所管の法人として活動しています。
 学校支援活動としては、合唱祭・体育祭等の諸行事や部活動・教育活動等への支援、国土交通省より占有許可を得て管理運営している「多摩川河川敷グラウンド」を、授業やクラブ活動のために「平日無償貸し出し」等を行っています。
 地域貢献活動としては、ぽろにあ祭(文化祭)での「ふれあいバザー」、田高の教室を利用した「パソコン講習会」、「手話講習会」、「手作り講習会」、多摩川河川敷グラウンドを利用した「小・中学生サッカー大会」、「小学生野球大会」、「スポーツ鬼ごっこ大会」開催、地域の史跡等を巡る「郷土の歴史探訪」等を行っています。
 又、校外施設設置運営活動として、多摩川河川敷グラウンドを地域で活動する団体への「週末・祝日の有償貸し出し」を行っています。
 これらの事業は田高の協力を頂きながら、PTA(保護者)、清流会(PTA・OB会)、月日会(同窓会)、地域諸団体などと一緒に担当理事を中心に運営委員が担当して実施しています。
 昨年は、8月末に発生した集中豪雨による冠水により多摩川河川敷グラウンドは6年ぶりに大きな被害を受け、9月から12月初めまで利用はできなくなり、小学生野球大会、中学生野球大会は中止となりました。
 このように昨年度は田高財団として大きな試練を受けることととなりましたが、グラウンド改修も無事終了し、現在はこれまで通りの利用が行われています。
 田高財団の事業をこれからも安定したものとし、継続・成長させていくためには度重なるグラウンド復旧工事のために脆弱となった財団の財務基盤を拡充していくなど多くの課題があります。
 そのためには、田高支援活動、地域貢献活動の活性化に理解いただく多くの皆様の支援が必要となります。
 田高財団役員は、これからも一丸となって財団発展のために頑張ってまいる所存でありますが、皆様にも引き続き、財団事業にご理解をいただくとともに、財団へのこれまで以上のご支援ご協力をお願い申し上げます。